「はてな」で思い出したうごメモ時代の思い出
現代を生きる腐女子、ちょっとネットかじってた程度の子供、厨二を患っていたガキなどさまざまな人達の恥ずかしい記録が詰まっていたニンテンドーDSi専用のアプリケーションである。
いつだったかの日、3DS版の登場に伴いDSi版のサービスが終了しほぼ全ての黒歴史が電子の海に消え去ったが、「作った」という記憶は永遠に我々に残り続けるのだ。怖い怖い
(正確には、DSi時代の作品を作者が引き継ぎ設定することによって3DS版にデータ移行が行われた。故に初々しい禍々しい黒歴史は作者たちがとっくに消している)
勿論僕も黒歴史製造に精を出していた一人で、列挙すると
・自己紹介バトン
・棒人間バトルアニメ
・空耳
・スマブラ風動画
・オリジナル漫画
をやっていた。全て削除済み。
自分で言うのもなんだが、これ刺さる人にはすごいよく刺さるラインナップで、これを見て何も思わないうごメモの民はいないのではなかろうかってくらいには思い出がいっぱい。あの頃の俺を殺せ。
特にキツイのが自己紹介バトンで、みんな揃いも揃ってまぁ痛々しい自己紹介を書くんですよこれが。
闇だとか二重人格だとか彼氏がいるだとか口調が長門っぽいやつとか口調がキョンっぽいやつとかハルヒっぽいやつとかみくるさんみたいな口調のやつとかさ。
あれ?涼宮ハルヒの憂鬱って地獄みたいな人間揃ってんな、古泉くらいじゃんまともなの。
それはさておき自己紹介バトン、そしてこれ「バトン」だからどんどん痛々リレーが繋がっていく。
最終的にページ限界の999ページまで痛々しい自己紹介が書き(描き)連ねられた地獄の釜みたいな作品が出来上がるのだ。
まあ999ページまで行くものは稀なもんで大体は100とかで終わってたけどもな。
今でもあの文化は地獄だと思うし、殺してほしいしけどなんだかんだで読み返したい。
黒板を引っ掻く音がめちゃくちゃ嫌だけどなんとなくもっかい聴きたくなるそんな感覚。
もう全てのデータが消えて、無くなってしまっている黒歴史に想いを馳せるのも悪くはないなと思う帰宅の途中。
こういう気持ちになるから黒歴史を作るのはやめられんのだ。